Facebook広告では広告を配信したい地域を細かく設定することができます。これは費用をかけて広告配信を行う上では非常に重要な要素です。例えば、千葉県の観光施設が広告を配信する際に、沖縄や北海道の人ばかりに広告が配信されても、実際に足を運んでもらえる可能性は低いですよね。この場合だと隣接している県、例えば東京、埼玉、神奈川、茨城、千葉といった形で、広告を配信する地域を限定することで効率よくアプローチすることができます。今回はその具体的な設定方法をご紹介します。
配信地域の設定方法について：ビジネスマネージャーのキャプチャで解説
配信地域の設定は広告セットレベルで実施できます。
ビジネスマネージャーにログインし、広告セットのタブでエリア設定をしたい広告セットを選択して編集を押します。
「オーディエンス」という項目までスクロールすると「地域」とう項目があります。カーソルを合わせると編集ボタンがでてくるので押します。
検索窓がでてくるので、配信地域に設定したい都道府県名を入力し、候補の中から選択します。
※このときエリア名の右側に「都道府県」と表記されているものを選択する必要があるので注意です！
これで設定が完了です。地図上にも配信地域として設定したエリアが青くなっているのがわかります。
とても簡単なので、配信地域の設定をしていない人はすぐに実施しましょう！
設定したい配信地域が候補に出てこないときの対処方法について
基本的にはこれまで説明してきた方法で設定が可能なのですが、稀に配信したい地域を検索窓に入れても候補として出てこないことがあります。その際の対象方法についてお伝えしたいと思います。
①ローマ字入力で検索してみる
Facebookは海外の媒体なので配信したい地域がローマ字でしか検索結果に出てこない。といった可能性があります。
例えば千葉の場合も検索窓に「千葉」と入れても下記のように「千葉市」は候補に出てきますが、「千葉県」は出てきません。
ところがローマ字で「chiba」と記入してみると、一番上に「千葉県」が候補としてでてきました。
このようにローマ字で記入すれば候補に出てくることがあるので、ぜひ試してみて下さい。
②「地域を一括で追加」機能を活用する
①で紹介したローマ字入力でも候補にでてこなかった場合は「地域を一括で追加」機能を活用すると設定できます。
例えば「奈良県」に関しては「Nara」と打っても候補に都道府県名は出てきませんでした。
そんなときは地図の左下にある「地域を一括で追加」をクリックします。
地域タイプで「都道府県または州」を選択し、ローマ字で「Nara」と入力して「地域を照合」をクリックします。
候補に「Nara Prefecture」と出ていることを確認したら「地域を追加」をクリックします。※Prefectureとは英語で県を意味します。
このとき配信設定したい地域以外にも候補が出てきた場合には、1つずつ削除する必要があるので注意してください。
これで設定が完了です。私の経験上、このやり方で設定できないエリアはなかったので網羅できると思います。是非試してみて下さい！
番外編：配信地域を半径で指定する方法／配信したくない地域を除外設定する方法
Facebook広告のエリア設定にはまだまだ便利な機能があります。その１つが半径エリアターゲティングです。「任意の場所から半径○km」といった形で地域を指定することができます。設定の仕方はとても簡単で、地図上にある「ピンで地域を選択」をクリックし、任意のスポットにピンを置くだけです。１km～８０kmまで１km単位で設定ができるので、都道府県レベルから自分の店舗から半径○kmといった形で更に絞り込みたい人は実施してみてください。
また広告配信を除外するといった設定も可能です。こちらもやり方は簡単で、既に設定した地域名の右にある▼をクリックし、「除外する地域」を選択すれば設定が完了です。除外した地域は赤いエリアとして地図上に表示されます。
先程半径エリアターゲティングと組わせて使うと、下の画像のように「東京都」×「西東京を除外」といった形の設定も可能ですので、ぜひトライしてみて下さい。
まとめ
今回はFacaebook広告の配信地域の設定方法についてご説明致しました。Facebook広告を始めとしたインターネット広告では、従来のTVやラジオなどはでは難しかった細かなターゲティングが可能です。本当に購入してくれる、実際に足を運んでくれる可能性が高い人達のみに費用をかけて広告を打つことができるので、コストパフォーマンスは絶大です。うまく活用して集客アップを目指して行きましょう！！
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