銀座に”行列のできる立ち食い寿司”があるとの噂を聞きつけ、先週末に銀座駅にある『立ち食い寿司 根室花まる』にお邪魔しました。
まず最初に驚いたのはなんともいっても抜群のアクセスの良さです。お店は銀座の東急プラザ地下2階にあるため、銀座駅で降りて改札をると2分ほどで到着できます。なかなかの駅近店舗です。雨の日でも傘いらずなのでフラッと寄ってしまいそうだなと感じました。
お店に到着すると、コロナ禍ではありましたがさすが噂の人気店。カウンターは満席です。
ちなみに店内はカウンターのみの11席。すべて立ちです。店内というよりは通り道沿いに席がある。っていう感覚の方が近いかもしれません。立ち食い且つ、お一人様が多かったからか回転率が良く、5分ほどで席につくことができました。
メニューはこんな感じです。
注文は1貫ずつで100円(税抜)のネタもあれば、1貫330円(税抜)のネタも。大手の回転寿司と比較するとなかなかいい値段です。立ち食いでこの値段なのだからよほどネタが美味しいのでしょうか。
まずは、240円(税抜)の「活つぶ貝」と180円(税抜)の「炙りえんがわ焦がし醤油」を注文することにしました。
シャリもちょうどいいおきさで、ネタは新鮮そのものでした。”つぶ貝”コリコリで歯ごたえ抜群です。「炙りえんがわ」は大好物なので少々斜に構えていたのですが、こちらも文句無しでした。笑
これは他のネタも期待できるなと思っていたら、となりから「”二階建て”お待ち!」と大将の声が。
「ん、二階建てってなんだ?」と辺りを見渡してみると目の前にドドンッ!と何か番外メニューみたいなものがあるじゃないですか。
こんなにデカデカと書かれているということは自信があるメニューに違いないので頼まない手はないですね。既に”ぶり”と”青ぞい”が売り切れていたので、”二階建てあぶらがれい”を注文することに。
なるほど!そういうことか。”二階建て”が付くメニューに関してはどうやら全てネタが”二枚重ね”になっているようです。(左側は勢いで頼んでしまった普通の生サーモンです。笑)
”二階建て”・・、個人的にはかなりアリでした。シャリの量は他のお寿司と変わらず、ネタが”二枚重ね”なので口の中がかなり贅沢な状態になります。ネタ自体が新鮮でいい素材であることはもちろんですが、食べごたえが抜群。まさにこの魚を堪能している!という感覚に陥ります。魚の美味しさを存分に味わいたい!という方にはオススメです!
気に入ってしまったが最後、ここから怒涛の”二階建て”攻めです。笑
こちらは”二階建て生ほたて”。なんて贅沢なネーミングとそれに引けを取らない見た目。口の中に入れると、美味しいほたてを文字通り”頬張っている”ような状態になります。クリーミーで甘くて美味しい。分厚いのすぐに溶けてなくなるような食感でした。
続いて”二階建て真いわし”。上には新生姜がたっぷり載っていてコレまた相性抜群。この”二階建て”シリーズを1口で食べるのがめちゃくちゃ贅沢な食べ方です。笑
他にも”二階建ていかうどん”と”二階建てびんちょう鮪”も頼みましたがどちらも美味しく頂けました。
こうなってしまったら、売り切れてしまっていた”ブリ”と”青ぞい”が気になりますね・・・。
アクセスもいいのでまたリベンジしに期待と思います。
他にも沢山頼んだのですが、ここからは特に美味しかった2つをご紹介します。
「炙りトロサーモン焦がし醤油」
名前負けしていない佇まいですね。焦げ目といい、色合いといい、あぶらといい、見栄え最高です。
見ているだけで酒が進みそうですね笑。もちろんお味のも方もゴールド金賞!!
「羅臼生ダコ」
見て下さい。シャリが綺麗に全部隠れてしまっています・・・・。タコデカい笑
こちらはメニュー表ではなく店内の張り紙に書いてありました。
ちょうどいい瑞々しさと弾力、噛めば噛むほどでてくる甘み、歯ごたえの良さ・・・。ALL満点です。
全部で15貫ほどいただきました。回転寿司でいうと7~8皿ぐらいですかね。
でも、ネタが大きく食べごたえがあったからかお腹の膨れぐらいもそこそこになりました。
金額は3,000円ほど。メニューを見たときは、立ち食いにしてはちょっと高いなと感じましたが、終わってみたら大満足。大将もとてもユニークな方で食べている時以外の時間も楽しめる素敵なお店でした。今回は売り切れていて食べられなかったネタもあったので、また近くを通りがかった際には寄ってみたいと思います。皆さんも是非!
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